身体のことでなにかあったら内科を受診することが有用です。内科の守備範囲は広く、あらゆる体の不調に対応してくれます。また、必要によっては専門科を紹介してくれます。内科を受診すると、医師はまず問診を行います。

問診とは病状や気になることを医師が患者に聴くものです。この問診で医師であれば、ほとんどの病気を推測することができます。そのため、患者は素直にありのままのことを医師に伝える必要があります。それが診察を進める早道です。

その後に医師は病気内容の推測が正しいかどうか裏付け作業に入ります。聴診器を用いた内蔵音の聞き取りや、レントゲンやCT、エコー検査器による画像診察、採決や採尿し成分測定検査を実施します。聴診器での内蔵音を聞くと多く病状はわかります。心臓の鼓動音は音の特徴により状態が分かります。

内臓は聴診器で聞くと色々な音がします。胃腸関係は特徴的な音を発しています。また、レントゲンやエコー検査などによる画像診察では腫瘍や炎症、血管の状態が分かります。なお、一番いろいろな情報を与えてくれるのが血液成分検査結果です。

さまざまな病状により血液のどの成分の値が変動するかが分かっているので確定診断には大変有用です。内科医はそれらのデータに基づき確定診断を行い、専門的な治療が必要な場合は専門科へ振り分けてくれます。振り分け先としては呼吸器、循環器、消化器、腎泌尿器などの専門科があります。かかりつけ医師としては、守備範囲の広い内科が一番有用です。

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